円卓

西加奈子の本は、裏切らなかった!やっぱりおもしろかったです。

たまたま手にとった本でしたが、主人公の「こっこ」の圧倒的存在感と、彼女を取り囲む家族や学友、どの人も個性的で、西加奈子らしいなぁとニヤニヤして読み進めた一冊でした。

私個人的には、こっこの幼なじみ「ぽっさん」がお気に入り。

いつも側に居てくれて、互いのことを、まだことば拙いふたりがわかりあってる信頼関係のような空気感。良い関係だなぁと少し憧れたり。

西加奈子が描く小学生目線のこの物語は少し昭和臭(笑)がして、作家と同年代の私は懐かしく、そう言えばジャポニカ学習帳にやたらリアルな虫のクローズアップがあったな!とか鮮明に思いだされました。でまた、美人3姉妹がなぜにそれを帽子の刺繍モチーフに選ぶのか!

こう言う感覚、キライじゃないなぁ~と唸りましたね(笑)

あと「ものもらい」に憧れるこっこ、わからんでもない!!

小学生のころって、松葉杖だったり膝の擦り傷にガーゼだの、健康な自分にとってやったことのない未知のモノにやたらと憧れるところあったなぁ、と感慨深くなったり。

おとなになって色んな出来事に鈍感になってきた自分の感性を改めて再認識した感じです。

イキイキした人物像に、元気をもらいました!