十二本の刀を巡る物語「刀語り」

「刀語り」は、ヒットメーカー・西尾維新先生の、代表作の一つです。 全十二巻で、一冊ごとに、名匠が作った異なる刀が出てきます。 舞台は、江戸に似たどこかの世界。 主人公の一人・とがめは、もう一人の主人公・七花という青年をスカウトしに、彼が住む無人島へやって来ます。 七花は、武器を持たない武術... Read More

伝奇ラブロマンス「黒塚 KUROZUKA」

「黒塚」は、夢枕漠先生の、血みどろな伝奇ラブロマンス小説です。源平合戦の時代から、近未来まで、時を越え、ただ一人のパートナーを探し続ける男女の姿を、吸血鬼伝説と絡めて紡いでいきます。 主人公の九郎は、あの「源義経」。供の弁慶と共に逃亡の最中、山深い一軒家に暮らす、不思議な美女「黒蜜」と出会... Read More

爆笑自虐エッセイ「負ける技術」

「負ける技術」は、漫画家・カレー沢薫先生のエッセイです。先生は漫画家ながら、キレのある自虐エッセイにもファンが多い方。 この本は、作者初のエッセイで、短い話が100以上も収録されていて、とてもお得です。 全体に流れるテーマは「自虐」。作者は若くて可愛らしい女性なのですが、とにかく自己評価が... Read More

楽しい書簡形式小説「恋文の技術」

「恋文の技術」は、森見登美彦先生の、書簡形式小説です。 寂しい能登の研究所に出向になった主人公・守田くんが、京都の知り合いとやり取りした手紙の数々を、読者が読んでいくという斬新なスタイル。文通相手は親友や先輩、家庭教師の教え子に、実家の妹。なんと作者の森見先生も、主人公の先輩として登場しま... Read More

小説「いま、会いにゆきます」を読んだ感想

映画化、ドラマ化もされた、市川拓治の「いま、会いにゆきます」。 作者のことを知って、その作品を読んでみたいと思い、地元の図書館で借りて読みました。  この小説は妻を亡くしてシングルファザーとなった主人公が息子と一緒にアパートで暮していたところ、亡くなった妻が現れて3人での生活が始まるという... Read More

向日葵の咲かない夏を読んで

道尾秀介さんの本が大好きになった一冊です。 冒頭からハテナが浮かぶような文章が続きます。主人公の少年を中心にして、主人公の友達に事件が起こります。 それを解決しようと主人公が奮闘するのですが、何か違和感があります。 ずっともやもやしているようなそんな感覚です。 ハテナが浮かぶ文章も所々続き... Read More

携帯小説「先生は俺のもの」男子高校生と保健の先生との恋愛物語

主人公が男子生徒でヒロインが保健の先生の物語です。 主人公の男の子が休み時間になると保健室へ通い、先生へアプローチします。ただ、ヒロインの先生は遊ばれてると勘違いしてなかなか主人公の想いは届きません。 そんな中、ある日ヒロインの先生が主人公に想いを惹かれる出来事が待っています。 しかし主人... Read More

「鬼灯の冷徹」について

モーニングで連載中の「鬼灯の冷徹」について書かせて頂きたいと思います。 この作品は読み切りの時から読んでいて「何これ面白い!」と久々に思えた作品でした。 地獄の鬼神で閻魔大王の補佐官である「鬼灯様」を主人公に、地獄での日常の出来事や地獄についてのあれやこれやを説明してくれるのですが、それが... Read More

「秘書の仕事」がよくわかる引き継ぎノート

この本は、秘書を仕事とする人が読むだけではなく、社会人の一般常識としても知っておくべきことが的確に書かれています。。例えば、敬語の種類と使い方、手紙やメールの書き方、電話の受け方、冠婚葬祭の常識などについて、わかりやすくまとめられています。  秘書としての知識を得る本であるとともに、仕事の... Read More

大江健三郎「死者の奢り・飼育」

大江健三郎と言うと、ノーベル賞作家で高尚だとか、ブンガク過ぎてこ難しいとか、そんな印象がありませんか? 確かに大江健三郎は仏文の影響を強く受けているため、文章が長く読みにくい部分があります。 けれども、だからといって読まないのはもったいない。読んでみるとなかなか世俗的で、印象が変わります。... Read More