「カバンはハンカチの上に置きなさい」感想文

ビジネス書としてはとても読みやすい部類に入ると感じました。 私は自分から進んでビジネス書を読むことはありませんし、ありきたりのことが書いてある自己啓発本は嫌いなジャンルにさえ入っていますが、この本は今までに見たことのない実践法があり、とても刺激を受けました。 著者自身が本を読まないし、啓発... Read More

ダブルアーツ

古味直志先生による初のジャンプ連載作品であるダブルアーツ。 この作品はトロイと呼ばれる透明になって消えてしまう病気を治療して周る、自らも感染している少女・エルーが、その患者に触れても病気に罹らない少年・キリと出会う事で物語が始まる正統派のファンタジーです。 透明化する末期症状が発症してしま... Read More

ヒカルの碁の魅力について

囲碁の漫画ですが囲碁のルールを知らなくても楽しく読めてしまう漫画です。これは本当に驚きでした。僕が抱いていた囲碁のイメージは、お年寄りがやる難しくてつまらないゲームといったところで、もちろんルールなど知りません。ところがヒカルの碁を読み始めるとサクサクと読めてしまいます。対局自体は短くさく... Read More

暗闇の世界の、ニンジャアクション「ハンターダーク」

本作は、秋田禎信先生のSF忍者アクション小説です。 舞台は、真っ暗闇の地下世界。捨てられたガラクタがいっぱいで、天井からはオイルの雨が降り注ぎます。 そんな場所で目覚めたのは、一体の機械人。 覚えているのは、自分の名前がハンター、ということだけ。 高く跳べる身体、闇でも見える目。地下世界に... Read More

許されない相手との恋「海猫」

本作は、谷村志穂先生の小説です。 昭和の北海道が舞台で、主人公は、ロシアの血を引く女性・薫。 あまりに際立った美貌の彼女は、繊細過ぎる心もあり、孤独な半生を送ってきました。 そんな彼女が嫁いだのは、漁師の邦一。 逞しい身体に豪快な気性、腕利きの漁師である邦一のもとで、薫は初めて、安らぎを見... Read More

十二本の刀を巡る物語「刀語り」

「刀語り」は、ヒットメーカー・西尾維新先生の、代表作の一つです。 全十二巻で、一冊ごとに、名匠が作った異なる刀が出てきます。 舞台は、江戸に似たどこかの世界。 主人公の一人・とがめは、もう一人の主人公・七花という青年をスカウトしに、彼が住む無人島へやって来ます。 七花は、武器を持たない武術... Read More

伝奇ラブロマンス「黒塚 KUROZUKA」

「黒塚」は、夢枕漠先生の、血みどろな伝奇ラブロマンス小説です。源平合戦の時代から、近未来まで、時を越え、ただ一人のパートナーを探し続ける男女の姿を、吸血鬼伝説と絡めて紡いでいきます。 主人公の九郎は、あの「源義経」。供の弁慶と共に逃亡の最中、山深い一軒家に暮らす、不思議な美女「黒蜜」と出会... Read More

爆笑自虐エッセイ「負ける技術」

「負ける技術」は、漫画家・カレー沢薫先生のエッセイです。先生は漫画家ながら、キレのある自虐エッセイにもファンが多い方。 この本は、作者初のエッセイで、短い話が100以上も収録されていて、とてもお得です。 全体に流れるテーマは「自虐」。作者は若くて可愛らしい女性なのですが、とにかく自己評価が... Read More

楽しい書簡形式小説「恋文の技術」

「恋文の技術」は、森見登美彦先生の、書簡形式小説です。 寂しい能登の研究所に出向になった主人公・守田くんが、京都の知り合いとやり取りした手紙の数々を、読者が読んでいくという斬新なスタイル。文通相手は親友や先輩、家庭教師の教え子に、実家の妹。なんと作者の森見先生も、主人公の先輩として登場しま... Read More

小説「いま、会いにゆきます」を読んだ感想

映画化、ドラマ化もされた、市川拓治の「いま、会いにゆきます」。 作者のことを知って、その作品を読んでみたいと思い、地元の図書館で借りて読みました。  この小説は妻を亡くしてシングルファザーとなった主人公が息子と一緒にアパートで暮していたところ、亡くなった妻が現れて3人での生活が始まるという... Read More